今回からは私立理系の偏差値を箱ひげ図を用いて比較します(医歯薬系は除く)。まずは早慶上理から。前回以前の記事は以下の通りです。
・早慶上智、GMARCH編 ・日東駒専編
・大東亜帝国編 ・成成明学獨國武編
今回は河合塾が公開している難易度表をもとに最大値、最小値、平均値を箱ひげ図を用いて表します。箱ひげ図ってなんじゃそら??って人はこちらを参考にしてください。
さて、早慶上理と巷では一括りでまとめられていますが、それぞれの学校にどのくらいの差があるのでしょうか。私立理系の大学として定評のある東京理科大の立ち位置は??
やはり早慶は実力伯仲ですね。髭で見ると早稲田の方が高い偏差値である一方、慶応はどの学科も偏差値65とブレがありません。平均値(×の印)で見ると、やや慶応優位。早稲田の方が学部学科が多い分、仕方ないところではありますね。
そして文系同様、上智は早慶の一段下が定位置。隣の東京理科大と比べると遜色ないように思えますが、ちょっと待ってください。
箱の部分(データの真ん中50%の部分)は東京理科大の方が小さい。ということは、難易度のブレが小さいのは東京理科大といえます。わずかですが、平均値も東京理科大の方が上。
僅差で東京理科大>上智大といえるのではないでしょうか。とはいえ、ほぼ同格ということではありますが。
ということで今回のポイントは理系であれば上智大と東京理科大は同格ということですね。
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