進学校の実績は果たしてどの程度のものか。今回は、第3学区の準トップ校である県立柏高校の現役進学実績を見ていきます。前回以前の記事は以下の通りです。
・県立船橋⇒国公立・私立
・県立千葉⇒国公立・私立
・薬園台⇒国公立・私立
・船橋東⇒国公立・私立
・小金⇒国公立・私立
まずは、国公立の実績を見ていきましょう。
国公立大の実績は右肩上がりですね!2023年は60名の大台を突破!いい調子です。東工大に合格者が毎年1名は出ているのは理数科があることも関係あるのでしょうか。
早慶上理で30名、GMARCHまで入れると例年80~90名といったところ。ここは同レベルの高校と大差はありません。
グラフにすると改めて国公立大への進学実績が上がっていることが如実になりますね。通常ならば、国公立大が増えている分だけ私立の進学率が下がるはずですが、県立柏高校の場合は私立の実績に大きな変化がありません。
これは、上位層が国公立大に着実に合格しているだけでなく、中堅層の実力が高まり、上位層が国公立大に抜けた分を埋め合わせるように合格していると思われます。全体のボトムアップが上手くいっている証拠ですね。
進学率で見ても県立柏高校の進学実績が上向いているのがよくわかります。国公立大への進学率が20%を超えているのは驚きですね。この偏差値帯の高校としてはかなりお得感があるように思えます。来年の実績にも期待が膨らみますね!
本日はここまで。お読みいただきありがとうございました。