【中学社会】高山気候の特徴



・高山気候
→標高が高いため、同じ緯度の地域に比べて気温が低くなる気候。たとえば南米のアンデス山脈に面するペルーのクスコなどの都市は、赤道直下であるため本来は熱帯に属するが、標高が高い地域であるため高山気候に属する。これらの地域では、直射日光や強風から身を守るため、帽子や外套(がいとう)であるポンチョを身に着けている。


(気象庁HPより作成)







《ポイント》
 標高100mごとに気温は0.6度下がります。となるとアンデス山脈の都市は標高3000~4000mほどのところに位置しますから、平地と比べておよそ20度前後気温がことなることになりますね。


 左の雨温図は高山気候のクスコ、右の雨温図は熱帯のマナオスの雨温図です。クスコは赤道直下なので本来はマナオスのような雨温図になるはずですが、マナオスと比べても気温が10度以上低いことが読み取れます。降水量が少ないのもポイントですね。


 高山気候の雨温図はクスコのように年間を通して気温が10~15度ほどとなり、大きく変化しないということを押さえておきましょう。


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