【進路考察】大学の序列⑥(GMARCH・理系編)



 前回に引き続き私立理系の偏差値を箱ひげ図を用いて比較します(医歯薬系は除く)。今回はGMARCHと早慶上理との差の比較、GMARCH内の序列を確認していきます。今回の注目ポイントはずばり明治!!


 前回以前の記事は以下の通りです。

・早慶上智、GMARCH編 ・日東駒専編

・大東亜帝国編 ・成成明学獨國武編

・早慶上理(理系)編


 今回は河合塾が公開している難易度表をもとに最大値、最小値、平均値を箱ひげ図を用いて表します。箱ひげ図ってなんじゃそら??って人はこちらを参考にしてください。


 さて、文系の場合は早慶上智との差が明確にあり、同じGMARCHの中でも上位(明治・青山学院・立教)と下位(学習院・中央・法政)に明確に分けられましたが、理系は果たして。



 やはりですが、早慶とGMARCHの間には明確な壁がありますね。しかし、上智大や東京理科大と遜色ない大学があります。それは明治大ですね。むしろ、箱と上ひげ(最大値)が重なっていることも踏まえると明治大の方が優位とさえ思われます。明治大学は私立には珍しい農学部があるなど理系の学部が充実しています。それを反映した結果といえるでしょう。


 一方、他のGMARCHの大学を比較してみると大差がないことも見えてきます。それは文系では上位に位置していた青山学院大や立教大も同様です。むしろ青山学院大は平均値で見ると中央大や法政大より低い位置にあります。両大学の理系は文系ほど強くはないということでしょう。


 まとめると、序列的には「早慶>>上智・東京理科・明治>>その他GMARCH」といったところでしょうか。


 今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。続きはこちらからどうぞ。