今回は当サイトで掲載した社会の設問別の予想正答率と全県正答率を比較します。予想正答率などを記載した記事はこちらからどうぞ。
千葉県が発表した学力検査の結果のはこちらからどうぞ。また問題は千葉日報等で公開されています。こちらからどうぞ。
まずは予想平均点と実際の平均点の比較から。
昨年度との比較〈やや難化〉⇒昨年度から-1.8点で難化
予想平均点〈54点前後〉⇒実際の平均点〈54.5点〉
難易度や平均点の予想はおおむね当たっていますね。では、設問ごとの正答率はどうでしょうか。大問ごとに確認してみましょう。なお、条件記述の正答率は満点回答(4点)の正答率を示しています。
差がプラスの場合は僕が簡単に見すぎた、マイナスの場合は難しく見すぎたということです。
大問1の読みはほぼ±10%に収まっているので、大きく外れていませんね。強いて(1)を甘く見すぎたか。同時代の出来事の場合だと年号で判断する必要も出てくるので正答率が下がりやすくなります。今回は明治時代の出来事(版籍奉還→徴兵令→西南戦争)であったため、やはり難しかったか。続いて大問2です。
大問2は少し難しく見すぎましたね。受験生が十分に頑張った証拠です。(4)の地形図の正答率の高さも目を見張るものがありますし、(3)の景観保護条例の条件記述もおよそ半数が正答できています。ここの予想はほぼドンピシャですね。続いて大問3を見ましょう。
大問3は大外れですね。お恥ずかしい。(1)は予想以上に難しかったといえます。赤道は大丈夫でしょうから、おそらく何度ごとに経線が引かれているか判断できなかったのでしょう。問われ方を少し捻ると正答率が急激に下がることがあります。逆に難しく見過ぎていたのが(3)。西経100度を基準とした気候的特色や農業の特徴を僕の予想以上に受験生が理解していたと言えますね。
本日はここまで。次回、残りの大問4~8の正答率予想を振り返ります。お読みいただきありがとうございました。