【進路考察】大学の序列⑪(関関同立 文系編)



 今回は視点を変えて関西私大の序列を確認します。よく同志社は早慶レベル、GMARCH以上早慶未満という話を耳にしますが、真相はいかに。前回以前の記事は以下の通りです。




・早慶上智、GMARCH編 ・日東駒専編

・大東亜帝国編 ・成成明学獨國武編

・早慶上理(理系)編 ・GMARCH(理系)編

・日東駒専(理系)編 ・大東亜帝国(理系)編

・東京理工系4大学+東農大編

・日東駒専クラスの私大編




 まずは関関同立の簡単な説明を。関関同立とは、関西(かんさい)大学・関西学院(かんせいがくいん)大学、同志社大学、立命館大学の略称であり、関西私立の最上位に位置する大学群です。その序列に関しては様々な意見がありますが、同志社が頭一つ抜けているという認識は共通しています。


さて、その実力はいかに。まずは関関同立で比較してみましょう。


 前評判通り、同志社が頭一つ抜けていますね。同志社の平均値(×印)が偏差値60付近にあるのに対し、他の3校は偏差値55前後に位置しています。


 残りの3校ですが、箱の範囲に注目すると関西学院が一段低い位置にいますね。序列的には「同志社>>関西・立命館>関西学院」といったところでしょうか。


 続いて、早慶上智・MARCHの大学群と比較してみましょう。




 偏差値で見ると、残念ながら関関同立のトップである同志社であっても早慶上智レベルには届いていません。よくて明治・青山学院・立教と同レベルといったところでしょう。


 関西・関西学院・立命館に至っては、MARCH下位レベルの中央・法政よりも下という結果になりました。良くてMARCH下位レベルというところでしょう。


 関東の上位私立も含めた序列だと「早慶>上智>明治・青山学院・立教≒同志社>中央・法政≒関西・立命館>関西学院」といったところですね。


 まとめると同志社はMARCH上位レベル、関西・関西学院・立命館はMARCH下位レベルということになりました。


 本日はここまで。お読みいただきありがとうございました。