今、最も勢いがある塾はどこか。今回は佐倉高校の過去5年分の高校の合格者の比較を行います。前回の以前の記事は以下をご参照ください。
・県立千葉編 ・県立船橋編
・東葛飾編 ・公立御三家編
佐倉高校は第4学区のトップ層はもちろんのこと、県立千葉高校や県立船橋高校から志願変更する生徒も多い学校です。佐倉高校の合格者推移を見ることで、将来の県立千葉高校や県立船橋高校の合格者の推移が見えてくるでしょう。
今回、対象としたのは東葛エリアに強い老舗の市進学院、千葉市以南に勢力をもつ京葉学院、難関国私立の実績に定評のある早稲田アカデミー、神奈川を拠点とする臨海セミナーと湘南ゼミナールの五つです。
これらの塾の佐倉高校の合格者占有率は47.8%(2023年理数科含む)。過半数をやや下回る数値ですね。それでは推移を見ていきましょう。
市進と京葉学院が熾烈に競い合っていますね。2020年度には市進が京葉学院にNO.1を奪取されたもののその後は盛り返し、ここ3年は60名の大台を維持しています。
一方の京葉学院はNO.1奪取後に不振の時期が続きましたが、2023年には50名の大台に乗せ、市進との差を詰めてきています。来年は市進が再び抜かされる可能性がありますね。
そして安定して20名ほどを維持しているのが臨海セミナー。虎視眈々と市進と京葉学院の位置を狙っているように見えます。
次回は千葉東高校の合格者の推移を見ていきます。こちらからどうぞ。