進学校の実績は果たしてどの程度のものか。今回は、第2学区の進学校である小金高校の現役進学実績を見ていきます。前回以前の記事は以下の通りです。
・県立船橋⇒国公立・私立
・県立千葉⇒国公立・私立
・薬園台⇒国公立・私立
・船橋東⇒国公立・私立
前提として、合格実績と進学実績は全く違うものです。
・合格実績
➝延べ人数。場合によっては合格者数が卒業生数を上回ることも。
・進学実績
➝進学先は一つであるため、延べ人数ではない。ただし、合格したものの進学しなかった(=浪人した)生徒の結果は反映されない。
どちらの指標にも意味はありますが、個人的にはその高校の実情を知るには進学者数を見るのが分かりやすいと考えています。進学した場合に、どこに進学するのが妥当なのか、自分が希望する大学にどれくらい進学しているのかが分かれば、高校選択の択が広がるわけですから。
県立船橋高校の2023年度の現役進学率は90%、2022年度の現役進学率は93%でした。女子の割合が高い分、高い進学率を誇っていますね。小金高校の進学実績の詳細はこちらからどうぞ。
さすがに東京一工などの最難関国立大を出すのは難しそうですね。とはいえ、ここ2年は千葉大に20名以上合格者を輩出するなど調子が良い模様。続いて私立の進学実績を見ていきましょう。
私立の実績は安定していますね。例年、早慶上理+GMARCH合計で100名以上進学者を輩出しています。また、GMARCHの進学者数はここ3年右肩上がりです。
グラフで見てみると2022年が転換点ですね。国公立大の進学者数が50名を超え、GMARCH以上の進学者が150名を突破。2023年度は国公立大の進学者数はやや減ったものの、その分を補うようにGMARCHの進学者数が伸びています。
現役進学率が高い学校と先ほど紹介しましたが、中身も充実していますね。2人に1人以上がGMARCH以上の大学に進学しています。2番手校として大変立派な実績ですね!
2023年に国公立大の進学率が下がり、その分GMARCHの進学率が上がったのは、国公立大の合格率が下がり、その分併願先であったGMARCHに進学したためとも考えられます。
国公立大の合格率を安定させ、かつ中下位層のボトムアップが上手くいけばGMARCH以上の進学率60%超えも見えてきますね。
そんな大学進学実績が好調な小金高校への合格実績をあげている塾を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
次回は薬園台、船橋東、小金高校の進学実績を比較します。詳細はこちらから。