最難関校に強い早稲田アカデミーと都立に強いena。より高い進学実績を上げているのはどちらか。今回は都立進学重点校別、都立御三家合計、都立進学重点校合計の三つの視点から早稲田アカデミーとenaの合格実績を比較します。前回の記事はこちら。


まずは都立進学重点校の高校ごとに実績を比較してみましょう。なお、年度は2023年度のものとなります。
【日比谷】
早稲アカ80名 vs ena63名
【西】
早稲アカ59名 vs ena57名
【国立】
早稲アカ54名 vs ena76名
まずは都立御三家から。都立最難関である日比谷高校はやっぱり早稲田アカデミーが強い!!都立西も塾別実績No.1ではないものの、わずかに早稲田アカデミーに軍配が上がりました。一方、国立は圧倒的にena!!enaは東京西部に強みをもっているように思われます。
【戸山】
早稲アカ47名 vs ena60名
【青山】
早稲アカ22名 vs ena53名
【八王子東】
早稲アカ11名 vs ena62名
【立川】
早稲アカ15名 vs ena77名
続いて都立御三家以外の進学指導重点校を見てみましょう。こちらの4校(戸山、青山、八王子東、立川)はすべてenaが上回っています!!特に八王子東と立川はかなりの差があります。こういうところを見てもenaの地盤は東京西部と見ても良いでしょう。
では都立御三家の合計ではどうなのでしょうか。過去3か年分(2021~2023年)をグラフにしてみました。
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2年前(2021年度)は早稲田アカデミーが40名ほどの差をつけてenaを上回っていましたが、昨年(2022年度)はその差が10名まで縮みました。そして今年(2023年度)はついにenaが早稲田アカデミーの実績を上回る事態に!!早稲田アカデミーがNo.1の実績を誇る日比谷を含めて都立御三家全体の実績が上がっている状況です。
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さて、都立進学重点校の合計では、早稲田アカデミーがenaにかなり差をつけられています。そしてenaですが、都立御三家の実績を含めて合格者を増やしたことにより、昨年よりも70名近く合格者を伸ばしています。
一方、早稲田アカデミーは2年前よりも合格者を増やしているものの、ほぼ横ばいといった状況。都立御三家には強いものの、東京西部の八王子東、立川の実績で後れを取っていることが差が開いた要因と言えそうです。
今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。
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