【2023塾別】過去3年の国立高校合格者の推移



 日比谷、西と並ぶ都立御三家の一つ、国立高校に合格者を最も多く輩出している塾はどこなのか。実績を伸ばしている塾はもちろん「あの塾」でした!




国立高校の概要



 国立高校は昭和15(1940)年に創立された府立第十九中学校を前身とする学校で、「清く、正しく、朗らかに」を校訓とした多摩地区の伝統校です。最寄り駅は中央線の「国立駅」で、学校まで徒歩15分の距離です。


 「自主自立」「文武両道」など骨子となる部分は日比谷や西と変わりありませんが、東京都から「理数研究校」「英語教育研究推進校」の両方に指定されるなど、より学術的な要素が強い学校といえます(理数研究校には西も指定されていますが、両方は御三家では国立だけ)。



国立高校の大学合格実績


 そういった支援もあり、進学実績も好調。2023年度の大学合格実績(現役・浪人合算、抜粋)は以下の通りです。詳細はこちらからどうぞ。



・東京大学…10名

・京都大学…17名

・一橋大学…22名

・東京工業大学…16名


・国公立大学合計…199名


・早稲田大学…131名

・慶応義塾大学…68名


 東京大学をはじめとする最難関大学への実績もさることながら注目すべきは国公立大学への合格実績。合格者合計199名はなんと日比谷や西の合格者数を上回っているのです。こういったところにも「理数研究校」「英語教育研究推進校」の両方に指定された影響が垣間見えますね。

【塾別】国立高校の合格者数の比較


 さて、そんな学術寄りの文武両道の名門校、国立高校への合格実績を過去3か年分まとめてみました。今回調査した塾は最難関高校へ高い実績を誇る「早稲田アカデミー」、都立に強い「ena」、通信教育で著名なZ会が運営する「Z会の教室」、中学受験界では圧倒的な王者であるSAPIXが運営する「SAPIX中学部」の4つです。


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 国立高校への合格者が3年連続(21~23年度)NO.1だったのは都立に強いena!!enaは東京都西部(多摩地区)の立川、八王子東などの難関校でも合格者数NO.1を獲っています。


 次点にくるのが早稲田アカデミー。しかし、1位との差は7名➝17名➝22名と離されつつあります。ここいらで何とか巻き返したいところですね。


 Z会の教室は30名台で安定推移していますが、もう一伸びが足りない印象。40名突破が躍進のカギになりそうです。


 そして、まだまだこれからながらも躍進しつつあるSAPIX中学部。1名➝2名➝7名と合格者を積み増しています。来年は10名の大台突破か!?


 今回はここまで。こちらの記事では都立進学重点校の合格実績を比較しています。ぜひご覧ください。


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